彗星のうごき

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水金地火木と惑星はほぼ円に近い楕円で太陽の回りを回っています。
彗星は明らかに偏平した楕円で回っています。
回周する形は違いますが、どちらも太陽を一つの焦点とする「楕円」です。
そして一定時間に動く惑星(彗星)の移動距離は焦点となる太陽との距離によって
変化します。移動距離と太陽とを結んだ面積が一定時間では同じになります。
太陽に近いと早くなり、遠くなると遅くなります。
彗星の尾も太陽との距離で長さがかわります。
近いほど長くなって、遠くなると短くなります。

ケプラーの法則といいますが、
日本の時代でいうと、ケプラーが生きていたのは江戸時代初期で、
その時代でもうこんな科学がわかっていたなんて素晴らしいですねっ